2015年9月2日水曜日

シンジの事とか書いとこうと思って。

ちょうどこのブログを書こうとしてた時。

ずらずら〜って書いてなんか変で「う〜ん」とか思ってて。

前の「厳罰化・・・」とかと近いようなテーマ。

でも全然書いてて違和感で、時間は午前1時くらい。

FBに友達申請が来て、

ありがたいことにフォロワーさんがいるので、

申請に表示される(なんか似た感じの表示になる)のはたまにあるんやけど

その後メッセージがきて「シンジの事で・・・」って知らせが。

事故して病院に運ばれたけど全然病院が容体教えてくれないとの事。

「家族じゃないと教えられない」って事だったので

病院の番号聞いてすぐかけた。

「ご両親は?」と言われ、兄だって言ってるのに全然教えてくれない。

もう最近きちんとした話ししかしないようになってるのに

動転して「ええから早よ言えやオイ!」とか言ってまうくらいびっくりして。

「とりあえず深刻って事ですよね?」って聞いたら

「はい・・・」って。



両親の連絡先を教えてくれたら病院からかけるって言ってたけど、

なんか絶対俺からかけた方が良い気がして、

実家に電話して、「シンジが事故してたいへんらしい。電話して!」

って言って切って。

ちょっとして実家にかけたらおかんが泣きながら

「信治が死んだって。ほぼ即死だって・・・」って泣き崩れてて、

「とりあえずすぐ行くわ」って言って、

お酒飲んでたからタクシーで実家に向かった。



不思議とすごく落ち着いてた。

「死んだ」って聞いたからってのは大きいと思う。

「生死の境を彷徨ってる」だったらそのまま車乗って九州まで行ったかも。

飲酒運転でもして行ったかもしれん・・・



そこそこ長い時間生きてきたから、

「どうしようもない事」がやってくる事は何度かあった。

「死ぬな俺。」っていう経験も何回かはあるから

なんか「死ぬ」っていう事は以外と受け入れられる。

というか避けようがない。

ちなみに俺も昔車こかして一瞬でくるま全損になった事あるねん。

大通りでこけてそのまま道路横滑りして、

石積んだ花壇に突っ込んで車からもくもく煙あがってね。

昔の話でベルトしてなくて、

こけた車が横滑りして地面に火花走ってるのをシートに変な格好でつかまってた。

時間はたぶん2秒もないくらいだけど本当に映画みたいで。

ガシャーンってぶつかって止まって、

自分と一緒に乗ってた友達とで横になった車から這い出て

近くに座ってぼーっとしてたら消防車や救急車がいっぱいきて、

消防士さんが「大丈夫かー!!」って車に向かって叫んでるのを

俺が後ろから「あのー・・・」って話しかけたら

「うるさい!邪魔しないで!」って怒られてしばらく黙ってて、

よじ登って中見て「中に人はいない模様!!」

って他の消防士さんに報告した時に

「僕なんです・・・」

「あ・・・」

みたいな。



アホな事ばっかりやってきたから、

わりとそういうとんでもない事は何度か経験してるんやけど

その時というか、あとあと思ったのは

「人を巻き込まなくて本当に良かった・・・」って事。



10代でなにより車が大切だったけど、

それでも所詮物。

悲しいけどまた買えばいい。

愛着もあるけどね。



失うことはそんなにつらくないんよね 不思議と。

なんか「しょんぼり」する感覚。

元気は出ないけど。

苦悩とは違う。



でも人を傷つけてしまった時、

わざとでも後で後悔して苦しんでしまう。

それがもし不可抗力でそうなっちゃったら・・・

もうその苦しみは本当に計り知れない。



ちょうどシンジの訃報の時書こうとしてたのがそういうテーマで

自分の中ですごく大きく言いたいこと。

今あらためてブログ書こうと思ったのってその偶然が気になって。

シンジの言いたいことでもあるんかなって・・・

最近の世の中の風潮見てたらもうあげ足とりに誹謗中傷、

しかも匿名でひどい事を言うのが普通になってる。



本来パンクって反社会だと思うんだけど

まっすぐ胸張って生きてこうぜ!っていうメッセージがパンクになるって事

ものすごく皮肉やなって思うねん。



あいつらの新曲「YOUR SONG」をはじめて聴いて鳥肌立った。

「あっきたわコレ」って思った。

今までの曲もセンス良いしすげーカッコイイけど、

これは「今までと全然違う人たちにも分かる音になった」って思った。

しかもちゃんとあいつらのカッコ良さは残したまま。

これなら「え?パンク?興味ないけど」って人に

「ええから聴いてみ」って言える。



俺と同じ世代は結婚してパパやママになってそこそこの歳の子がいたりするけど

そういう子供たちが気に入って「歌ってる」って。

すごいよな。

正直なんかジェラシー感じるくらいこの曲はヤバイぞ!って思った。



シンジは昔からバイオリンやってて絶対音感があって、

なにしてもセンスが良かった。

運動も勉強もなんでも「さらっとできちゃう」やつやって。

「片っ端から問題児」やった俺の反対の鏡みたいなん。

そんなあいつがバンドにはまって、

バンドを始めだした頃にちょこっと一緒にバンドやってた事がある。

すぐ別のバンドになって俺のバンドでやってたイベントとかにも出てもらってたりで

その時からもうセンスがずば抜けてた。

俺が人前で褒めるの、なんかすごく照れ臭くてほとんど言った事ないけど

こと音楽に関してはずっとあいつを尊敬してた。



弟だし、お兄ちゃんて頼られたり、ドン引きされたり、

変なバランスでずーっと兄弟やってきた。

だから本当にあいつとはキャラクターもやる事も違うんだけど

でもどっか一緒の部分があるんよね。

俺の方がだいぶひん曲がってて、

人に素直に気持ちとか言えるようになったの30越えてからやしw

あいつなんか昔からあのままやからいつでもみんなに愛されてた。

俺は・・・まぁ良いか。

もし興味あったら誰か知ってる人にでも聞いてくださいw



それでね、そんだけ違う二人やけどやっぱり兄弟で、

なんか色々似てるとこあって。もうDNAレベルの話な、基本全く別物w

だからあいつがしゃべれんくなった時に、

あいつの声を伝えれるのは俺しかおらんなって思う。



俺はあいつを尊敬してるけど、

変な話いちばん負けたくない奴でもあった。

ライバルっていうんかな?

音楽ちゃうで、音楽では逆立ちしてもちんちん鼻から生えても無理w

そうじゃないとこで、ずっと意識してる。



だから今まであいつの事をあんまり人に言ってこなかった。

もちろんすごく自慢でもあるから、言いたくてうずうずして、

我慢しきれずに言っちゃう事も多かったけど。

少なくとも初対面で「阪井信治の兄です」って自己紹介はしなかった。

阪井信明、NOBUAKI SAKAI、です。って名乗る。

もし暇があったらグーグル先生に聞いてみて。

少しは出るからw



でね、今俺は必死であいつの事を伝えようとしてる。

少しでも多くの人に知ってもらおうとしてる。

あいつの音楽は最高。

それはほっといても伝わるもんだからそんな事じゃない。



あいつは今話す事も弾く事も、なにより歌う事ができない。



今回の事は、「これからのシンジ」がアップデートされる事はなくなっちゃったって事。

それは仕方ない。

だってもう起こった事だしね。

でも「今までのシンジ」が「気まずいエネルギー」に負ける事は許せない。

え?シンジは負けない?シクセブは大丈夫?



絶対そんな事ないよ。

ものすごいピンチやと思う。

シンジがいなくなる事だけじゃなくて、

Ryoちゃんとタケシ君が深く傷ついてる。



こういう事が起きた時、

「バンドを続けていくのを申し訳なく」絶対思ってるよ。

「どんな顔してステージに立ったら良いねん」

「誰がベース弾いたら良いねん」

絶対そう思ってる。



そしてね、それを一番悲しむのはシンジやねん。

あいつがRyoちゃんと出会った時から知ってる。

その時のバンドも深く愛してて、

そのバンドは LUCK UP っていうバンド。

俺の中、いやあの時の俺たちの中では完全に伝説。

バンド仲はすごく良くて、

ただ「この先どうする?」って事で仲良く解散したバンド。

それでね、その最高に愛してたバンドとお別れしてまで

あいつが「組みたい」と思ったのがRyoちゃん。

そっからずーーーーーーーーーーーーーっと一緒。



シンジが志半ばで力尽きた時、

「よし次!」って簡単にいけるような浅い仲じゃない。

しかもあいつのその時を目の当たりにしちゃって。



事故の事を聞いてシンジが聞いたってきいて、

そっからRyoちゃんにすぐ連絡取ろうとしてたけどずっと取れなくて、

夜になってからやっと話せた。

深く深く傷ついてて、ほんとうにどん底でぐしゃぐしゃで。

そうだろうと思ってたけどそれ以上に深い傷を負ってた。



うちの家族は「静かに送ってやろう」としてたけど

俺が止めた。

シクセブでやってやってくれって言った。

Ryoちゃん、タケシ君に見送ってもらってやってくれって頼んだ。



シンジの訃報を聞いてから、

片っ端から昔の仲間に連絡した。

俺は悲しさからじゃなかった。

義務からでもなかった。

なんでか分からなかったけど。

とにかくいっぱい伝えた。

きっとね、シンジがそれを望んでるから。

だから訳も分からんままいっぱい伝えた。



シンジと俺は2コ違いで、誕生日も2日違い。

阪井信明 と 阪井信治。

俺が「 明」の字をもらって、信治が「治」の字をもらった。

ぜんぜん違うのに根っ子は一緒、そんな感じ。



あいつがあいつの身体が存在するのはもう少ししか時間がなくて

その間にどうしてもやりたい事があるんだと思う。

それを俺がやってるんだと思う。



信治は絶対に今自分の事よりRyoちゃんとタケシ君を心配してる。

「まぁ俺は良いよ。しょうがないしw」

って言ってると思う。

信治の事を知ってる人はあいつがそう言う顔が簡単に想像できると思う。



あいつが気にするのは残されたメンバーの事だし、

あいつが望むとしたら未練ではなく「ただ愛されたい」だけだと思う。

「あぁしとけば!」とか「なんでこんな・・・」とかは無い。

断言する。

あいつの脳みそにそういう引き出しは無い。

だからあいつの希望は、ちゃんとシクセブが次に進むこと。

あいつよりカッコイイ音を出すシクセブになる事。

それをヤキモチ焼きながら楽しみにしてるようなやつ。

信治はそういう奴。



どうすればそんな事ができるのかは分からない。

でもそうなって、あいつが創った音を、あいつ以上に鳴らして欲しいと思う。

あいつ以上に心に届く声で叫んで欲しいと思う。

このまま記憶の中だけに生きてフェードで消えてくなんて絶対嫌だと思う。



YOUR SONG



あれができたのは絶対偶然じゃない。

すごく悲しいけどどうしようも無い運命のなかで、

あいつが伝えたい事が曲になって歌になったんだと思う。

だから聞いた瞬間に全身に鳥肌が立ったんだと思う。



良い歌ですぐ大好きになったけど、なんだか怖かった。

歌がじゃないよ。

なんか怖くて、それが何なのかは分から無いままだったけど、

なにかがあるのを感じたのかもしれない。



ネットのおかげで今はあの歌を聴く事ができる。

あいつの声をメッセージを聞く事ができる。

この後どうしたら良いのかは全く分からないし、

たぶんそれはメンバーや音楽の仲間たちが支えたり道を探したりするんだと思う。

それは当然俺が関わる事ではないし、ただ楽しみに待つ事しかできない。



いまFBやブログで書いてるのは俺だけど俺じゃないと思う。

自分でも何かいてるかイマイチ分からんし。

昨日もあいつに会いに行って冷たい身体に触れて、

あいつの手やあいつの顔やあいつの目を見てきた。

あいつとしゃべってあいつの気持ちを聞いて、

「やっぱりそうやろ?そうやと思った!」

そんな事を話しながら本当にあいつと一緒に高速ぶっ飛ばして帰ってきた。



俺は「阪井信明」であって「阪井信治の兄」であるのはその次。

だから明日あいつが旅立ったらまたいつもに戻るんだと思う。

でも、今シンジが少しでも安心していけるようにしてやりたい。



このブログを読んでくれた人にお願いしたいんです。

何をか分からないけど、シクセブを守ってあげてください。

はじまりの歌、深呼吸して待ってるらしいから

どうかどうかシクセブをよろしくお願いします。

Ryoとタケシを、

そしてShinjiの SECRET 7 LINE を

どうか宜しくお願いします。


2 件のコメント:

  1. にーちゃん、もーすぐそっち行くからね!
    昔のみんなつれて!
    おれ太りすぎて、久々に着たスーツの股やぶけたよ!
    そのまま行くけどね!

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    1. よしもー!!
      今回は本当にいろいろありがとうね。
      知ってからすぐに連絡して、
      そしたら本当にいろいろ動いてくれて
      おかげさまでなんとかあの怒涛の2日間を終えることができました。
      あいつも本当に喜んでたと思う。
      本当に本当にありがとう!!

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