埋木と書いてうめき。なんか木工な感じw

シナ合板。

表面がキレイにしてあって、品質も均一

使いやすいし塗装ものりやすい・・・


でも!!

合板には隙間があるのです。

表面材の内側、内部材の隙間。



最近では材の不足とか高騰とかもあるらしく、

隙間がなんか多い気がします。

この隙間がすごく気になります。

板の横の部分を木口(とか場所によって木端)って言うんですけど

普通に家具つくる時にはここって隠しちゃうんだけど

たまに見える仕上げの時があります。

その時にこの隙間が気になって気になって・・・


パテで埋めたりボンド入れたりとかの方法もあるんですけど

オイルで仕上げる時にすごくそこが違和感が出ちゃうし

強度も弱くなったり堅くなり過ぎちゃったりするので微妙な時があります。


今回はもろそのパターンで木口がばっちり見えちゃうモノをつくってます。

なので「埋木」っていう方法で隙間を埋めました。


「埋木」は「うめき」と読みます。

その名の通り木を埋めるんです。

丸い穴に木が埋めてあったりする仕上げがよくあるんですが

合板の穴は変形した四角っぽい穴。

なのでその穴の形に合わせて削って埋める木をつくりました。


穴の形に合わせて刃物で削ってつくります。

なかなかしっくりくる形にならないんですが

この形を合わせとかないとちゃんと埋まらないので頑張ります。

苦労の末、なんとか削り出します。

埋める木、埋め栓ができあがったら穴に慎重にボンドを流し込んで・・・


ズボっと突っ込みます。

アップで撮ってますがこの板の厚みが1枚当たり4mm、

中身は3.6mmくらいでしょうか・・・

なかなか細かい作業です。

突っ込んだらノコギリで切ってはみ出たボンドを拭き取ります。


濡らしたウエスで拭き取るので拭いた直後は湿ってます。

ほんでしばらくすると


こんな感じになります。

もうちょっと時間経つともっと馴染みます。


はい出来上がり・・・

でも悲しい事に、1ヶ所埋めると他が気になります。

もう1ヶ所埋めると更に他が気になります。


埋めまくる事30数カ所・・・

めっちゃ疲れました。

燃え尽きました。

なので写真撮ってません・・・

まことにすみません。。


久々のブログ更新、

なんか「木工ブログ」みたいになってますが、

まぁこんなのもアリかなって思って書いてみました。

ありがとうございました☆







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